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Polar M / Music For Northern Landscape 2024.1.26 Release

2023/12/25

北国の厳しくも美しいランドスケープのために奏でられたサウンドトラック集。

Polar Mが久しぶりに発表する新作は、北国の雄大な自然に対するコンセプチュアルなサウンドトラック集。
北海道出身の映像作家・写真家である北川陽稔の手掛ける映像をきっかけに制作された音源を再構築、新たにフィールドレコーディングやストリングスを加え、北国のランドスケープをより深く美しく表現する音楽として完成した。

壮大な自然を前にした人の感情を抱かせるエモーショナルな楽曲から、雄大な大地を想起させるリズムトラック、微細な自然現象からゆったりと漂う大気を感じさせるアンビエントなど、多彩な楽曲群によって構成。
オルタナティブ、ポストクラシカル、ニューエイジ、アンビエントなど、Polar Mがこれまで消化してきた音楽性と、制作にあたって常にインスパイアされ続けて来た自然の要素が美しい化学反応を起こし、まるで自然がみせる多彩な表情を一枚のアルバムに内包させた様な美しい作品集となっている。

北海道在住でメディア環境学・アーカイブ情報学・音響情報学などの研究者である須之内元洋がフィールドレコーディングを提供。
また数々のアーティストのライブやレコーディングのサポート、ソロミュージシャンとしても活躍する演奏家、銘苅麻野がヴァイオリン・ヴィオラを、吉良都がチェロを担当し、ストリングスが作品により深みと質感を与えている。
ジャケットには制作のきっかけとなった北川陽稔の映像からの美しいスチルが使用されている。

A conceptual collection of soundtracks, composed for the harsh yet beautiful landscapes of the northern regions.
Polar M’s latest release is a captivating collection of soundtracks, deeply influenced by the grandeur of nature in northern regions. This project was sparked by the work of Akiyoshi Kitagawa, a filmmaker and photographer from Hokkaido. The original music, crafted for Kitagawa’s visuals, has been reimagined with additional field recordings and strings, resulting in a deeply evocative musical portrayal of northern landscapes.
The album features an array of tracks, varying from emotional compositions that convey human emotions against the backdrop of vast nature, to rhythm tracks reminiscent of the expansive terrain, and ambient pieces that subtly evoke the essence of natural phenomena.
Polar M’s latest work is a vibrant fusion of various musical influences-alternative, post-classical, new age, and ambient-skillfully intertwined with the natural themes that have consistently inspired their compositions. This blend results in a rich and multifaceted auditory journey, reflecting the diverse beauty of nature.
Contributing to this project, Motohiro Sunouchi, a Hokkaido-based researcher in media environment studies, archive information science, and acoustic information science, has provided field recordings. The strings, played by Asano Mekaru and Kira Miyako, add depth and texture to the compositions. Mekaru, a renowned violinist and violist, has been actively involved in live performances and recordings for various artists, while Miyako lends her skills on the cello.
The album cover features a beautiful still from Akiyoshi Kitagawa’s visuals, the very inspiration for this production, encapsulating the essence of the music within.

Artist: Polar M
Title: Music for Northern Landscape

Tracklist: 
1. WETLAND 1
2. Ambient 1 – Drifting
3. Land Part.1
4. Field 1 – Birds in Wetland
5. Peninsula
6. Land Part.2
7. Ambient 2 – Undercurrent
8. Field 2 – Bokke / Coastline
9. Land Part.3
10. Ambient 3 – Crystallization
11. WETLAND 2

Cat#: NCD-11
Format: CD / Digital
Date: January 26th 2024
Label: night cruising

Polar M : 
音楽家。儚く繊細なサウンドスケープから、スケールを感じるドラマティックな楽曲まで、情景的でオルタナティブな音楽を創作する。
これまでにアルバム『Hope Goes On』『Night Comes Down』『Northern Birds』 をリリース。クラブやアートスペースでのライブを始め、映画館での無声映画上映ライブや、招聘された海外フェスティバルでの野外演奏など、国内外で数多くのライブ・パフォーマンスを行って来た。その他、映画音楽の作曲や楽曲提供を始め、ダンスプロジェクト『True Colors CARAVAN』ではパフォーマンス音楽を担当した他、CM音楽の制作や展 示のサウンドスケープ、音楽誌にソフトウェアに関する執筆をするなど、幅広く活動して いる。 
また音楽家・原 摩利彦と共に、ユニット”Marihiko Hara & Polar M”としても活動し、こ れまでに複数の作品をリリース。俳優・桐谷健太への楽曲提供や世界的企業CMに楽曲が起用されるなど多方面で話題を集めた。2023年、FUJI ROCK FESTIVALに出演。 

北川陽稔 Akiyoshi Kitagawa:
札幌生まれ。東京にて映像作家として活動し、短編映画の制作等を行う。作品はアンディ・ウォーホルやガス・ヴァン・ サントを輩出した映画祭において選考上映され、国内映画祭にて入賞。
近年はランドスケープや植物をモチーフに、人が向き合う環境の多層性・ 多様性を表現する作品を制作。
また、haptics Inc. 代表としてコマーシャル映像、インス タレーションや AR/VR コンテンツ等も手掛ける。 
[入選・受賞等] 42nd Ann-Arbor Film Festival (2004・入選)・キャノン写真新世紀 (2011・佳作受賞)・JR タワー アートボックス(2014・優秀賞)・ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS(2022・入選)・Tokyo International Foto Awards(2022・入賞)・International Photography Awards(2023・入賞) 

須之内 元洋 Motohiro Sunouchi:
大学研究者・メディアアーキテクトとして、メディア環境学・アーカイブ情報学・音響情報学の分野において、研究とデザイン実践を行っている。音の分野では、フィールドレコーディング等による多様性のある音をコンピュータで扱うための基礎技術やデータベースの開発、音響メディアを利用した作品制作・制作支援に取り組む。

銘苅 麻野 Asano Mekaru:
violin player 沖縄県出身。東京を拠点にアーティストのライブサポート・レコーディング・ストリングスアレンジ、宅録、自作のインストバンド「めかる」では、これまでに3枚のアルバムをリリース。その楽曲は、NHKをはじめ各局の番組 BGMとしてつかわれる。2022年7月よりambient soloの活動も開始。

 

吉良 都 Miyako Kira:
多ジャンルに渡るアーティストのライブサポートやレコーディング、映画やドラマ、CM 音楽の制作への参加等のスタジオワーク、舞台、TV、他参加プロジェクトのストリングス アレンジ等幅広く活動している。 
2009年より自身でも作編曲、演奏まで手がけるインストユニットpiano trio chou-chou では5枚のアルバムをリリース、2020年にはチェロ・ボーカルとしてはじめてのソロアルバム”Swim in the dream”をリリースしている。 


取り扱い等に関するお問い合わせ:
night cruising
E-Mail: info@nightcruising.jp
Tel: 050-3631-2006(平日12:00-18:00)